皆さん、こんにちは!
笑顔をつなぐ営業マンのたつや(@tatsuya286)です。
今回は、営業パーソンのバイブルともいえる1冊、
この書籍にでてくる12個の魔法の4つ目、既成概念についてお伝えしていきます。
・新しいチャレンジをするのが怖くて、つい現状維持をしてしまう方。
・うまくいかないことがあると、すぐに自身をなくしてしまうという方。
・営業として成果を出すために、もっと行動力を増やしていきたいという方。
1つでも当てはまる方には、間違いなくプラスになる内容なので、ぜひしっかりと読んでくださいね!
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目次
【営業の魔法4】既成概念とは?
既成概念とは、今までの経験、知識、環境から作り出されます。
既成概念があることで、1つの事実と向き合った時に、人によって想像する将来が全く異なってくるのです。
言葉では伝わりにくいので、既成概念について分かりやすく理解するために、
1分でできるイメージワークをやってみましょう。
既成概念についての1分間イメージワーク
さっそくですが、1つ質問をさせて頂きます。
あなた自身が靴の営業マンになったと思ってイメージしてみてください。
新しく靴を販売できる市場を開拓するように会社から指示を受け、
アフリカのとある国に市場調査に向かいました。
現地で数日間、市場をリサーチした結果、現地の人たちの90%以上が、
靴を履いておらず、素足で生活をしているということが分かったのです。
さらに競合他社である靴のメーカー企業は、
その国では市場開拓をしていないという状況でした。
さて、あなたは会社の上司にどのような報告をしますか?
いかがでしょうか?
市場調査の結果は事実なので1つしかありません。
しかし、1つの事実を受けて、どのように考え行動するかは人の数だけ選択肢があります。
例えば、
『部長、誰も靴を履いてません、競合他社も進出する気配がないです、この国では靴は売れないので撤退するべきです』
というのも1つです。
もしくは、
『部長、最高の市場です!誰も靴を履いていないので、弊社が靴の安全性を現地の人に伝えていけば、多くの方に靴をお届けできる可能性があります!』
というのも1つの解釈になるでしょう。
全く同じ事実に直面した際に、
これは無理だ・・と感じる人もいれば、
これはチャンス!!と感じる人もいます。
この感じ方の違いはどこから発生するのでしょうか?
この感じ方の違いとして、想像力があります。
想像力とは、1つの事実と向き合った時に、どういった将来をイメージするかということ。
そして、この想像力こそ、今までの経験、知識、環境から作り出された既成概念なのです。
既成概念を壊すことで、可能性の枠を広げることができる!
既成概念によって、その人の可能性は大きくもなり、また小さくもなってしまいます。
なので、営業マンとして、より大きな成果にチャレンジするのであれば、
今の自分が持っている既成概念を壊し、イメージの枠をどんどん大きくしていく必要があるのです!
自分なら何でもできる!!
というイメージの方は、失敗してもまた失敗から学び挑戦をしていくでしょう。
自分は何をやっても上手くいかない・・
というイメージの方は、ちょっとしたつまづきで挫折してしまい行動ができなくなってしまいます。
既成概念を壊してイメージの枠を大きくしていくことは、成果をだすために非常に重要なことだということです。
既成概念は今から変えることができるの?
という疑問もあるかもしれません。
確かに、過去に戻って、今までの体験を変えることはできませんので、
すでに蓄積してしまった既成概念は、そう簡単には変えることはできません。
そもそも、既成概念に縛られているということ自体、
受け入れることができてないケースが多いです。
実際に世の中では、うまくいくことよりも失敗することの方が多いのは事実です。
その為、チャレンジに対して消極的な人が増えてしまうのは当然です。
つまり、意識的に既成概念を広げるぞ!
このように決めて行動しないと変えるのは難しいのです。
既成概念は失敗したときの逃げ道になっている
既成概念は決して悪いものではありません。
嫌だな・・と感じるできごとが起きたときに、
過去の経験に結びつけることでダメージを軽くしてくれています。
例えば、今月は営業の商談が全然上手くできなかった・・
というような、ネガティブな感情を感じてしまった時に、
・自分には学歴ないから
・自分は話すの苦手だから
・そういえば小さい頃からシャイで人前で話すのが苦手だったな。
・初恋の女の子に声をかけたときも上手く喋れなかった
・社会人になったときもグループワークが苦手だった。
こういった過去の経験がある。
だから、私にはもともと無理だったんだ。
というように、過去の事実と目の前の失敗をリンクさせて、
勝手に弱気なイメージをつくってしまいます。
こうすると、ある意味で安心を感じてしまうんです。
なぜなら、失敗してしまった本当の理由と向き合うことなく、
過去の自分に、責任を押しつけてしまうことができるからです。
しかし、過去の自分に責任を押し付けている限り、
今の自分の成長にはつながりません。
さらなる成長をしていくためには、
失敗した本当の理由と向き合い、既成概念を壊していく必要があります。
既成概念を壊す方法は、失敗した本当の理由と向き合うこと
既成概念を壊していくためには、
起きてしまった今の事実から目を背けるのではなく、
きちんと失敗と向き合い、学び、次のチャレンジに活かす必要があります。
これは頭の中で考えるとネガティブ思考に流れがちです。
なので、
『この失敗から活かせることは何か?』
という前向きなアウトプットを意識して行う必要があります。
例えば、1つの失敗をしたとして、
・失敗を改善できる方法を10個。
・失敗から学んだことを10個。
・失敗したからこそ、次はうまくいくだろう理由を10個。
というように、失敗したという事実を受け入れた上で、
次に繋がる選択肢をしっかり書き出して、またチャレンジをしていく。
書き出すことで、1つの事実に対しての無数の解釈をする習慣が身につき、
少しずつ既成概念は破られていきます。
失敗だと思い込んでいたことが、
実はあなたにとって、必要なきっかけだったと感じることもあるでしょう。
私自身、上手くいかなかったなぁということがあると、
『自分にはできないんじゃないか・・』
という弱気な声が聞こえてきます。
弱気な声が聞こえてきたら、頭で考えるのをやめましょう。
・なぜ失敗したのか?
・失敗の原因をなくすために何ができるか?
など、書いて書いて書きまくります。
そうすると、少しずつ答えが見えてきます。
既成概念という弱気のアドバイザーに流されることなく、
イメージをどんどん広げていき、新たな可能性にチャレンジしていきましょう!
【営業の魔法4】既成概念のまとめ
1つの事実に対して、その解釈は人によって全く異なります。
この解釈の違いは、想像力、イメージの違いによって生じます。
イメージが生まれる源泉は、過去の体験や経験などでつくられた既成概念です。
既成概念を壊すのは簡単ではないので、意識して失敗と向き合う必要があります。
頭で考えるとネガティブになってしまうので、
失敗に向き合うとき、どうしたら改善できるのか10個書き出す。
というように、意識して行うことが大切です。
既成概念を壊しまくって、今まで以上に大きな成果に向けてチャレンジしていきましょう。
今日も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
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