こんにちは、不動産ライターのたつやです。
今回は、サラリーマンの誰もが損する残業と、誰もが得する残業というテーマになります。
みなさん、残業してますか?
残業代が欲しくて、残業になるように仕事を調整して無いでしょうか?
サービス残業に対する規制が厳しくなり、定時を過ぎたらきちんと残業代がつけられる会社が増えてきています。
「固定給に残業代が上乗せされるから得してるなぁ」
こう感じる人もいるのではないでしょうか?
確かに、会社から頂けれる手取り額は増えますが、残業代目当ての残業が習慣化すると、結果的に誰もが損をします。
今回は、サラリーマンの損する残業と得する残業についてお伝えしていきますね。
そもそも残業って何?
当たり前に使っている残業という言葉を確認しておきましょう。
一般的な勤務時間=8時間の認識があると思います。
一方で8時間未満の会社もあれば、8時間を超える会社もありますね。
就業時間の根本には、法定労働時間があり、これを基準に残業が決まってきます。
労働基準法で定められた労働時間の事。法定労働時間は「1日8時間、1週間40時間」と決まっており、これを超えると残業となります。
残業代について
残業時間の労働については、通常の労働時間の賃金に1.25倍した割増料金になります。
これが残業代ですね。
残業すればするほど手取りは増えますが、残業させれば残業させるほど会社は損をします。
残念ながら、働いた成果よりも働いている時間を重視している現状はあります。
ダラダラ働けば手取りが増えて、きっちり仕事して定時に帰ると手取りが変わらないのです。
これでは、残業代目的のやる気のない、生産性の低い(むしろマイナス)なサラリーマンが生まれてしまってもしかたないですよね。。
何で残業しちゃうの?
定時が決まっているにも関わらず、なぜ残業しちゃう人が多いのでしょうか?
できるだけ短い時間で仕事を終わらせれば、他の時間を自己成長やプライベートに充てられるにも関わらず、残業はなくなりません。
残業がなくならない、様々な慣習について考えてみましょう。
1.長時間労働が評価される
成果主義が導入されつつあるものの、やはり欧米などに比べて、結果や能力よりも、時間で評価される風潮があります。
人間関係を重視するのは大切ですし、日本の良さでもあります。
ですが、ただ遅くまでいて、頑張っているフリをするのが高評価に繋がってしまっていると、自分も周りもやる気が削がれるので、問題になりますね。
2.上司から急な仕事がくる
定時の15分前で仕事の片づけをしていると、
「おっ、手が空いてるならこれを頼む」
こんな事がよくあります。
せっかく予定通りに仕事をこなしたのにという思いもあるでしょう。
もちろん、自分の成長の為と思って仕事に取り組む方がいいのですが、明らかな雑用や他の人が手を抜いた仕事が続いたりすると、モチベーションに影響がでてしまいますね。
3.残業代が欲しいから
もはや仕事の意義に対して本末転倒な話になります。
ですが、遅くまで残って仕事をすれば手取りが増えると思ったら、
「今日は日中ゆっくりして、夜に頑張ろう。だって残業代もでるしね!」
なんて発想になってしまう余地がありますね。
こうなってくると危険なのは、仕事をきっちりこなして定時に帰宅する人が損をして、ダラダラしている人が、一時的とはいえ金銭的に得をする訳です。
この組織がどうなっていくかは・・
改めて語るまでもないでしょう。
飛躍のチャンスなら徹夜したっていい
残業というと、良くないイメージばかりに聞こえます。
無駄な残業が増えれば増えるほど、社員も会社も、結果的に損をしていくでしょう。
ですが、本当にやるべき仕事を、自主的にする事で残業になるのであれば、むしろ徹夜になったとしても、それは良い事だと思います。
仕事は常に一定のリズムでできる訳ではありません。
業務が少なくて落ち着いている時もあれば、ここぞという時に、徹底的に仕事をして成果を出すべき局面もあります。
サラリーマンとして、大きな成果を残したり、独立起業できるような自己成長をしたりする前には、ストイックに仕事に打ち込んでいる時間が必ずあります。
残業に問題が多いからと言って、こういったタイミングでも、残業しないように調整する必要はありません。
むしろ、将来的に楽をする(一気に成果をだす、もしくは成長する)為の残業であれば、大いにやるべきです。
そんな残業であれば、本人はもちろん、周囲も会社も得をする事ができます。
サラリーマンとして成果に拘るのであれば、
1時間を1時間として仕事をするのではなく、ある一定の期間の中で、どれだけ集中して打ち込むかが大切です。
同じ1時間でも、本気で取り組めは、その価値を2時間、3時間と生産性を上げる事ができます。
本気で仕事に打ち込んでいれば、
何時間働いたかな?
定時はいつくるかな?
こんな事は気にならなくなります。
そんな時が、本当に充実している時間ではないでしょうか。
そういった時間を、いかに多く持てるかが、仕事のやりがいというのだと思います。
ぜひ、仕事に対して熱中して向き合えるような働き方を目指していきましょう。
関連記事
たつや@3年後にサイドFIRE
最新記事 by たつや@3年後にサイドFIRE (全て見る)
- 30代サラリーマンからサイドFIREを目指すための15のチェックリスト! - 2023年8月7日
- PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)とは?特徴と将来性を徹底解説! - 2023年6月10日
- 【営業の魔法11】肯定暗示法、クロージングはイエスを前提に言い切る! - 2022年4月29日