そんな悩みを抱えている方に向けて書いています。
結論として、サラリーマンとして成果を出したいなら引越しをしましょう。
私自身、職場が変わるたびに引越をするのが習慣になっています。
引っ越して新しい環境にいくのが好きというのもありますが、仕事でのパフォーマンスを高めるため、住まいは重要なポイントになります。
目次
満員電車のストレスは半端じゃない!
都心部に住んでいる、もしくは都心部に電車で通勤している人なら必ず共感してくれると思います。
朝の満員電車は半端じゃない!
という事です。
人間だれしもパーソナルスペースという人との距離を保ちたいという欲求があります。
親しくなるほど距離は小さくなりますが、満員電車では、全くの他人が近い距離に大勢いるわけです。
無意識に周囲を意識・警戒した状態で長時間拘束されるんですね。
さらに、停車駅では降りる人、降りない人とのせめぎ合いがおき、常にストレスにさらされてしまいます。
職場に着くまでにクタクタですし、住まいに帰る際にも同じストレスを受けるとなると、無駄に体力を奪われてしまいますね。
世界中の経営者、経営幹部の平均片道通勤時間
世界と比べても日本の通勤時間は長い人が多いです。
世界100ヶ国の片道の平均通勤時間は32分30秒、それに対して日本は39分6秒
これだけ国土が狭く、インフラが整っている国で世界の平均より20%以上高いのです。
※参考:日本リージャス株式会社のアンケート。
※世界100ヶ国の2万2,000人以上の経営者、経営幹部が対象
さらに、一般的なサラリーマンの場合、賃貸、持ち家の場合であっても平均が片道約1時間という驚きの通勤時間なんですね。
通勤時間が長い事のデメリットは?
「通勤時間が長くなったおかげで仕事の効率があがった!」
という話は聞いたことがありません。
通勤時間が長い事のデメリットは3つあります。
1.時間の浪費
ビジネスマンにとって時間の損失は大きな問題です。
年間240日を電車に乗るとすると、片道1時間だとして、
年間960時間
960時間あったら、ちょっとした難易度の国家資格とか取得できますからね。
不動産業界で重要性の高い資格として宅建(宅地建物取引士)があります。
不動産未経験者であっても300時間から400時間の勉強で取得可能な国家資格になりますから、通勤時間が浮けば1年で資格も取れますね。
宅建の資格があると、資格手当が1万円から3万円でるという不動産会社が多いですので、それだけでも年間12万円~36万円の収入アップになります。
2.エネルギーの浪費
満員電車は朝の貴重なエネルギーを大幅に減らします。
私も移動中の電車で、読書をしたり、オーディオブックで耳から勉強したりしますが、満員電車に巻き込まれてしまった時は、やらないよりはよいかなという程度です。
イメージしてもらうと分かり易いですが、
①窮屈な電車の中で、知らない人たちに囲まれ、周りに気を遣い、足を踏まれ、カバンをぶつけられ、イライラしながら、何とか横目で読む書籍
②出社前の朝に、落ち着いたカフェで、時間に追われる事もなく、リラックスできるBGMを聞きながら、あったかいコーヒーを片手に集中して読む書籍
どちらの方が快適で、学びの速度が早いかは考えるまでもありません。
毎日、貴重なエネルギーを消費していては成長が遅くなります。
支出は一時的に増えるかもしれませんが、都心部に引越しをする事で、仕事で成果を出していきましょう。
3.幸福度の低下
通勤時間が22分増えた時の幸福度の低下を補う為には、収入が33%増えないといけないと言われています。
通勤時間が増えて、仕事の成果が増えたという話は聞いたことがないので、単純に通勤時間が伸びると幸福感が減ってしまうのです。
逆に言うと、通勤時間を短くするだけで幸福度があがるのであれば、通勤時間を短くする引越しは、非常にプラスな行動になりますね。
もちろん、自然に囲まれた生活をしたいという人が都心部に引越をする必要はありません。
自分の好きなライフスタイルを実現しているのであれば、羨ましい限りです。
しかし、バリバリ働いて成果を出すぞというサラリーマンであれば、賃料が上がったとしても、時間とエネルギーを確保して仕事の成果に繋げましょう。
現状を変えるには環境(住まい)を変えてみよう!
決意しただけでは、人は大きく変わるのが難しいです。
それは人間にはホメオスタシス(恒常性の維持機能)が働いているからです。
人間は環境の変化に対して現状維持をしようとします。
・暑くなったら汗をかいて体温をさげる
・寒くなったら体を震えさせえて体温をあげる
こういった自然反応の事をホメオスタシスといいます。
防衛機能の1つであり、重要な機能ではありますが、ビジネスにおいて挑戦や変化を妨げてしまうこともあります。
その為、日々の行動習慣を一気に変える為には、環境(住まい)を変えてしまうのです。
引っ越してしまえば、ホメオスタシスが働いたとしても、あなたの通勤時間や環境は強制的に変化した後の環境に適応するしかありません。
コントロールできることに意識を集中しよう!
人それぞれ、引っ越しが難しい理由もあるでしょう。
・今の住まいも結構好きだから・・
・引っ越しには初期費用もかかるし・・
・もうマイホームを買ってしまったし・・
・子供の学区を変えるのは申し訳ないし・・
どうしても引っ越しができないのであれば、絶対に変えられないことに文句を言っても現状は変わりません。
コントロールできることに集中してみましょう。
常に、コントロールできない部分に目を向けるのではなく、コントロール可能な部分に目を向けて行動していくべきです。
そして、現状を変えたいなら、できるだけ大きく変えてしまう事が大切です。
勤め先によっては、住まいから近い事務所への異動希望を出すのも良いかもしれませんね。
住まいも勤務先も変えられないなら、職場を変える転職という選択肢もあります。
30代であっても転職をすることで、より良い条件で働くこともできます。
転職するにはリスクもありますが、転職活動をするだけならノーリスクです。
サラリーマンとして成果を出すために、できることから行動していきましょう。
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