こういった疑問をお持ちの方に向けて記事を書いています。
・会社依存で得られる3つのメリット。会社に依存するのは悪いことだけじゃない?
・会社依存で起こりうる3つのデメリット。会社に依存したままで大丈夫?
・会社に依存しない生き方を目指す!そう決めてからするべき3つの行動とは?
「会社に依存していて大丈夫かなぁ?」
と感じたあなたの感覚は、多くの30代サラリーマンが感じることです。
会社に依存するということについてしっかりと理解した上で、すぐに対策をたて行動していきましょう。
この記事が、「会社に依存しているかもしれないけど大丈夫かな・・」こういった不安を感じている30代サラリーマンの方に届けば幸いです。
目次
30代が会社に依存する3つのメリットとは?
会社に依存しているというと、何となくネガティブなイメージを持ってしまう人も多いはずです。
しかし、「今の会社でずっと働いていくぞ!」と決めて働くことが悪いことばかりではありません。
特に上場企業など、大きな規模の会社になればなるほど、1人1人の責任は少なく、安定して生活をしていくこともできます。
①言われた通りに取り組めば評価が上がる。
サラリーマンとして評価をあげる一番のポイントは、
「繰り返し挑戦をして大きな成果をあげる!」でもなく、
「革新的なアイディアで社内の生産性をあげる!」でもありません。
「上司の指示通りに取り組んで結果を出す。」ということです。
個人が大きな変化を起こすよりも、組織として、多くの社員が足並みをそろえて無難な結果を出し続ける。
そういった積み重ねで会社からの評価が高くなり、少しずつ役職が上がって、給料に反映されていきます。
つまり、与えられた指示の範囲内で、どのような成果を出せるかが大切になるのです。
言われたことを愚直に取り組んでいれば、成果の大小に関わらず評価を上げていくことができます。
②力の抜きどころが分かって無理なく働いていける。
個人で仕事をしていれば、少しでも生産性を上げて働く事で無理しすぎてしまうこともあります。
一方で、サラリーマンであれば、与えられた指示の範囲内で成果を出すことが求められるため、
「本当はやったほうが成果がでるけど、指示されていないからここまではやらなくていいな。」
という力の抜きどころが、今の会社で働けば働くほど見えてきてしまいます。
逆に、全てに全力投球してしまう真面目な人ほど、サラリーマンとして働くのが辛くて苦しくなってしまうかもしれません。
良くも悪くも、ちょっと不真面目で要領よく生きていける人にとって、サラリーマンは働きやすい環境です。
もちろん、サボってばかりでは評価もどんどん落ちていくので、
「何を求められていて、どこに力を注げば良い結果に繋がるのか?」
という事を考えて働いていくことができれば、サラリーマンとして会社に依存していても無難に生活していけるはずです。
③会社が衰退しない限り、安定した生活を送れる。
サラリーマンとして会社に依存している一番のメリットとしては、
サラリー(給料)が毎月、決まった日に安定して受け取れるということです。
ほとんどの30代サラリーマンにとって、生活をしていくためには今の会社の給料が必要不可欠なはずです。
営業職として働いていれば、
「今月は目標を超えて良い成果を出せたぞ!歩合が楽しみだ!」
という月もあれば、
「今月は月末間近でキャンセルが続いてしまった・・来月の振り返り会議が憂鬱だよ・・」
こんな月もあるはずです。
歩合やボーナスは多少変動するかもしれませんが、正社員として働いている限り、固定給という安定した給料はきっちりと入ってくるはずです。
成果の大小に関わらず、安定した給料を貰えるというのは、サラリーマンとして働く最大のメリットと言えるでしょう。
30代が会社に依存する3つのデメリットとは?
会社に依存することには、残念ながら多くのデメリットがあります。
今回は、特に30代になって「会社からの評価が上がってきている」からこそ、
より強く感じてしまう、会社に依存することのデメリットを3つお伝えしていきたいと思います。
①会社の評価が気になって常に不安がある。
実は20代の頃や、中途入社してすぐの頃に比べて、
30代になり、長く働けば働くほど、会社からの評価が気になってしまうようになります。
最初の頃は、そもそも評価されていないので、現状よりも悪くなることは少なく評価も対して気にならないです。
一方で、今の会社から評価されればされるほど、
「何かミスをして評価が下がってしまったらどうしよう・・」
「年下や後輩が増えてきて、もし抜かされてしまったら働きにくくなる・・」
こういった新しい不安がどんどんでてきます。
その結果、会社への依存度が高くなり、上司の評価を気にして仕事をしていくことになってしまいます。
②昇給、昇格しても安心できず、不安が大きくなるだけ。
サラリーマンとして働いていけば、
昇給して給料があがることもあれば、昇格して役職が高くなることもあるでしょう。
不思議なことに昇給、昇格すればするほど、どんどん不安が大きくなってしまいます。
サラリーマンとして昇給、昇格をすれば、
当然ですが、報酬に見合う責任と目標を与えられることになります。
営業職として適正が高く、バリバリ結果を出していた人が、
管理職になってマネジメントができず、評価をどんどん落としていくなんてことはよくあることです。
また、目標がアップすることで、今まで以上に無理をして働くことで、
体調を崩してしまったり、自分本位の営業になってうまく成果がだせなくなったりもします。
多くの場合、
「一度あげた評価を落としたくない!」
という不安から起きてしまいます。
どんなにサラリーマンとして成果を上げたとしても、
株主、もしくはオーナー社長以外は、部長であっても、課長であっても、
会社の評価基準の変更や、求められる成果に対しての不安などと、常に隣り合わせで働いていくことになります。
③会社が傾いてきたら、どんなに頑張っても苦しくなる。
30代として、責任のある立場で成果を出していたとしても、
会社の業績が悪くなれば、成果を出し続けるのは難しく、かつ評価も悪い方向に進んでしまいます。
これは個人として、どんなに高いスキルがあったとしても、
台風のような向かい風の中、1人、2人と飛ばされていくメンバーを引っ張って、会社を立て直すのは至難の業です。
会社に落ち度がなかったとしても、
業界全体が衰退していたり、競合他社がどんどん参入してきたり、
どうしようもない状況に陥ることもあるでしょう。
そんな時に、今の会社に依存しきった生活をしていたとしたら・・
ちょっと想像しただけで、何ともいえない不安な気持ちになってしまうのではないでしょうか。
会社に依存しない生き方を目指すと決めてするべき3つの行動とは?
会社に依存しない生き方とは、独立してフリーランスとして生きるという話ではありません。
「今の会社がなくなったとしても、選べる選択肢がある状態」であればいいのです。
30代サラリーマンが会社から得ているものとして、
・給料
・キャリア
・人間関係
この3つが特に重要になってきます。
つまり、今の会社がなくなる。もしくはクビになったとしても、
この3つを失わずにいられる状態をつくれば、大きな不安なく生きていくことができます。
①転職活動
会社への依存をしない生き方を目指す上で、最初にするべきことは転職活動です。
もちろん、転職をする必要はありません。
まずは、転職活動を始めることが大切です。
転職は今の会社を辞めて、新しい会社に入ることですが、
転職活動は今の会社で働きながら、他の選択肢がないか調査をするということです。
「あなたの今の年収や待遇は、今の成果に見合っていますか?」
「あなたの会社は業界の中で、どういった位置づけにありますか?」
こういった情報を、転職活動を通して得ることができます。
ちょっと高額な買い物をするときって、
2つ以上の商品を比較、検討する人は多いのではないでしょうか?
それであれば、「あなた自身」という非常に大切な商品に対しての評価を、
きちんと比較、検討しておくことは損はないはずです。
転職活動をしていく中で、
今よりも良い会社や条件が見つかれば、実際に転職をすればいいわけです。
一方で、転職活動を通して、
今の会社から頂いている条件や環境が、とても恵まれている状況だと気付くこともあるでしょう。
30代サラリーマンであれば、年に1回は転職活動を行うことで、
今の現状を客観的に把握しておくことが、脱会社依存を目指す上でも重要になります。
ちなみに、30代からの転職活動は、ちゃんとしたステップを踏めば全く怖くありません!
②キャリアアップ
今の会社で働けなくなったとしても、すぐに働けるスキルを身に付けていれば安心です。
すでに伸ばすべきスキルが分かっている人は問題ありませんが、
30代サラリーマンにとって、今のスキルがどのくらい求められるのかが分からないという方は多いです。
当然ですが、会社の上司に相談したところで、
「今の会社」にとって必要なスキルやキャリアは教えて貰えるかもしれません。
ですが「今のあなた」にとって優先するべきことなのか、判断するのは難しいでしょう。
だからこそ、どういったスキルやキャリアを身に付けていくべきなのか。
転職活動を通して、転職エージェントとの打ち合わせを通して把握していく必要があるのです。
具体的には、
・30代で業界経験が長い人:JACリクルートメント
・30代で新しい業界にきたばかりの人:リクルートエージェント
といった転職エージェントを利用するのが良いでしょう。
転職エージェントの面談をする前に、自分がどのくらい求められているか知りたい方は、
転職希望者に対して、直接、スカウトの連絡をもらうことができる、ビズリーチに登録してみるのもいいでしょう。
・30代向け転職サイト:ビズリーチ
③副業
会社に依存しない生き方を目指す上で、副業を始めることもおすすめです。
会社に依存しない最強のスキルは個人で稼ぐ力そのものです。
個人で稼ぎ続けることができれば、会社に依存しているという気持ちはどんどん減っていくでしょう。
また副業の場合、あなた自身の好きや得意を活かしていくことになりますので、
同じような趣味嗜好の仲間との人間関係を増やしていくこともできるでしょう。
ブログやライティングなどの個人の仕事であっても、
SNSやオンラインサロンなど、同じ方向に向かって頑張る仲間と出会うこともできます。
もちろん、趣味や遊びを通して人間関係を広げるのも素晴らしいと思います。
ですが、本当に脱会社依存を目指すのであれば、
個人で稼げるスキルを取得するために、副業に力を注ぐのも良い選択肢になるはずです。
また、サラリーマンとして副業にチャレンジしていくことで、サラリーマンとして成果を出すために必要な能力も磨かれていきます。
結果として、サラリーマンとしての成果にも繋がるので、
「ちょっと副業にも興味があるなぁ〜」
そう思ったら、まずは小さく始めてみましょう。
→サラリーマンが副業をきっかけに、本業の成果もあがってしまった3つの理由とは?
会社に依存しているかな?:すぐに対策をしていこう!
少しでもそう思ったら、是非とも行動をしてみましょう。
・転職活動
・キャリアアップ
・副業
この3つが、会社依存を脱する為のきっかけになります。
注意点として、どの方法もすぐには「会社なんて辞めても余裕だぜ!」という事にはならないです。
もちろん、今の会社での業務を疎かにしていいということでもありません。
会社に依存する状態から、不安なく今の仕事に専念できるように、
ちょっとしたことからでいいので、最初の一歩を踏み出していきましょう!
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